医師事務作業補助者のお仕事紹介
2022年06月01日
1、医師事務作業補助者って何?
医師の行う業務のうち、事務的な業務をサポートする職種です。
医師の事務業務の負担を軽減することで、医師は診療業務に専念することができ、患者さんと向き合う時間を増やすことができます。
医師事務作業補助者は、医療の質向上に貢献する大切な役割を担っています。また事務スタッフでありながら、現場で活躍することのできる職種です。
2、どんなことをしているの?
①各診療科外来での診療補助
- ・電子カルテの代行入力
- ・診察や各種検査の予約
- ・説明書・同意書の発行
- ・処置料、指導料、管理料の入力
②医療文書の作成補助
- ・各種診断書、証明書、意見書
- ・他施設への紹介状、診療情報提供書、返書
- ・訪問看護指示書
- ・退院時要約
③診療データの登録・報告等の補助
- ・院内がん登録
- ・各症例登録
- ・各種統計・調査のデータ整理
3、資格は必要?未経験者でも大丈夫?
資格や経験がなくても大丈夫です!
入職後6ヶ月以内に厚生労働省が定める32時間の研修を実施 します。その研修で医師事務作業補助者に必要な基礎的な知識を 習得できます。
研修終了後には修了証を発行します。
また、32時間研修と並行して、先輩職員より 業務の指導を受けます。(OJT)
新人さんには1対1で教育にあたり、質問や 相談にすぐに対応できるようにしています。
個々の成長に合わせて指導を行い、1人で業務を行えるようになるまで先輩が付いていますので安心してください。
4、医師事務作業補助者の1日
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8:45
- 朝礼:課内業務の進捗状況や院内の連絡事項等の情報を共有します
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9:00
- 外来、病棟、文書に分かれて業務開始
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12:00
- 休憩(昼食)
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外来担当はその日の診察状況により休憩時間が変わります
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13:00
- 午後の業務開始
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各種医療文書の作成、症例登録、予約変更対応など
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17:15
- 夕礼:課内業務の進捗状況や院内の連絡事項等の情報を共有します
- 終業
若草第一病院 健康情報部 医療秘書課