無菌室を導入しました
2025年01月07日
2024年12月1日より当院北館3階に無菌室を6床(個室2床、総室4床)造設致しました。当科では白血病、再生不良性貧血、骨髄異形成症候群など疾患そのものや治療の影響で重度の免疫不全に陥る患者様の診療を積極的に行っております。無菌室内では垂直層流方式の空調設備により常時Class6以上(約28.3リットル中0.5μmの粒子が1000個以下)の清浄度を保っており、滅菌水の供給も行っております。従来のアイソレーターでは患者様の行動範囲が制限されることもありましたが、無菌室内では清浄な環境でリハビリテーションを実施することもできます。血液疾患に対する化学療法では感染症の予防が極めて大切です。これからも今まで以上に安心、安全で質の高い医療を快適な環境で提供させて頂きます。