開催報告:第56回地域医療支援病院オープンカンファレンス(’21.10.28)
2021年11月08日
若草第一病院は地域医療支援病院として、オープンカンファレンスや研修会を定期的に開催し、地域の医療機関の皆さんと顔の見える関係を築き、緊密な連携や相互の医療の質向上を目指しています。
会 名 | 第56回地域医療支援病院オープンカンファレンス |
---|---|
日 時 | 2021年10月28日(木)15時30分~ |
場 所 | 若草第一病院 管理棟2階 会議室 |
対 象 | 地域の開業医の先生、消防局の救急隊員など |
参 加 | 39名 |
内 容 |
「消化器疾患治療の最前線~上部消化管出血患者の鑑別方法と治療について~ 」 講 師:消化器内科 消化器病センター長 岩田恵典 副院長 |
今回のオープンカンファレンスでは、今年4月に当院の消化器内科 消化器病センター長に着任しました岩田副院長が様々な症例を交えながら上部消化管出血患者の鑑別診断と治療について解説いたしました。
まずは、消化管出血全般の原因や診断法の比較などについて取り上げ、上部消化管の検査においてはやはり内視鏡検査が有効であるとの説明がありました。次に、出血性胃十二指腸潰瘍の最近の傾向や内視鏡治療の方法について解説されました。続いて、食道胃静脈瘤の最新内視鏡治療が症例とともに紹介され、患者さんに応じた治療法を適切に選択することの重要性が解説されました。
最後に、当院では消化管出血をはじめとした消化器救急に対して、充実したスタッフが24時間365日救急対応していることが伝えられました。
オンラインと会場参加のハイブリッドで開催させていただきました。
地域の医療従事者の皆さんに幅広くご参加いただけるよう、今後もこの形式での開催を予定しおります。是非ご参加ください。
若草第一病院のオープンカンファレンスは年4回開催しており、次回開催は決まり次第、当院ホームページ等でご案内いたします。
若草第一病院 地域連携課